「今年度もよろしくお願いします」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「今年度もよろしくお願いします」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「今年度もよろしくお願いします」について解説をします。

「今年度もよろしくお願いします」とは?意味

今のこの年度もよろしくお願いしますという意味です。

相手に好意を示すものです。

「今年度」は、この言葉を使っている年度を指しています。

「年度」は、事務などの都合で便宜上区切った1年の期間のことです。

1月1日から12月31日までのことではありません。

日本の場合だと、4月1日から3月31日までが「年度」が意味する1年の期間を指すことが一般的です。

「よろしく」は、人に好意を示すときに用います。

「お願いします」は、それが実現することを願う、あることをしてもらうように頼むという意味です。

また、「~していただく」などの意を表すこともあります。

「今年度もよろしくお願いします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、今この言葉を述べているその年度も親しくしたい、お世話になりたい、かかわっていきたいといったことを伝える際に用いる、好意を示すものです。

「年度」は、事務などの都合で区切った1年の期間をいいます。

「今年もよろしくお願いします」という場合は、新年に使います。

しかし、この言葉の場合は「今年」ではなく「今年度」なので、年度が変わったときに述べるものです。

日本の場合だと、4月から新しい年度になるので、4月ころに述べることになります。

「今年度も」「も」は、同じような事柄が他にもある意を表します。

つまり、去年もかかわりがあったということです。

今年度から新しくお世話になる人に伝えるものではなく、以前からかかわりのあった人に述べるものなのです。

「お願いします」の部分は、「お願いいたします」とした方が丁寧になります。

「いたします」は、自分の側の行為を低めて表現したり、ややかしこまった気持ちを込めたりしていうことで、相手に敬意を表す言い方です。


「今年度もよろしくお願いします」を使った例文

・『いつも大変お世話になっております。今年度もよろしくお願いします』

「今年度もよろしくお願いします」の返答や返信例

メール、口頭、手紙などで伝えられる言葉です。

メールや手紙の場合、まだこちらからあいさつの言葉を伝えていないなら、こちらからも出すようにしましょう。

できるだけすぐに伝えた方が、好意を示すことができます。

遅くなってしまうと「こちらのことを気にしていないのだろうか」など思われてしまう可能性があります。

まとめ

この言葉は、年度が変わったときのあいさつの際に述べるものです。

去年もお世話になっていて、今年もお世話になるだろう人に対してこういった言葉を伝えます。

定型文ではなく、自分の言葉で気持ちを伝えると、より気持ちが伝わります。