この記事では「いずれの時間でも」について解説をします。
「いずれの時間でも」とは?意味
どの時間でもという意味です。
「いずれ」は、不特定のものを指す語です。
どれ、どっち、どちらという意味になります。
あまり遠くない未来のことをいったり、結局という意味で用いたりすることもある語ですが、この場合はこれらの意味ではありません。
不特定のものを指す意味では「いずれも素晴らしい作品だ」のような使い方をします。
特定のものだけが素晴らしいのではなく、どれも素晴らしいという意味です。
「時間」は、ある時刻とある時刻との間、時の流れの中のある一点を意味します。
「いずれの時間でも」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、どの時間でも問題ないなど伝えるときに使用をします。
「でも」の後にどのような言葉が続くのかによって、使われる場面が変わります。
たとえば、「対応できます」と続くとします。
その場合は、どの時間でも物事を行うことができますという意味になります。
不用品の回収を業者に依頼するとします。
業者が依頼者の家に行くのですが、どの時間がいいか、訪れることができる時間帯をいくつか提示しました。
9時、11時、15時と時間を提示したとします。
この3つのどの時間でも、業者が依頼者のもとに訪れることができます。
その「どの時間でも」ということを「いずれの時間でも」と表現します。
「いずれ」は何かが複数あるときに使う言葉です。
そのため、何かを一つしか提示しない場合には「いずれ」という言葉は使用しません。
提示するものが一つしかない場合は、「この時間」のような言い方をします。
「いずれの時間でも」を使った例文
・『いずれの時間でも対応可能です』
「いずれの時間でも」の返答や返信例
この後にどのような言葉が続くのかによって、多少返答の内容が変わります。
たとえば、「ご来店できます」と続くとします。
その場合は、提示されたどの時間でも来店することが可能です。
「この時間に訪れます」と伝えておけば、相手は迎える準備をしていてくれることでしょう。
予約が必要ない場合は、「この時間に訪れます」と伝える必要はありません。
「でも」の後に「配送可能です」と続くとします。
その場合は、荷物などを受け取れる時間帯を伝えます。
そうすれば、その時間帯に荷物を届けてくれて、確実に受け取ることができます。
まとめ
この言葉は、どの時間でもという意味で使用をします。
どの時間でも対応できます、どの時間でも来店できますなど、さまざまな使い方ができる言葉です。
後にはさまざまな言葉をつなげることができます。
ただし、提示するものが一つしかないときには使わない点に注意をしてください。