「けれども」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「けれども」とは?
「けれども」は、前段で述べた内容と相反する内容を述べる場合に使用できる言葉です。
たとえば、「費用はかかるけれども、効果があるはずです」のように使用します。
このように述べる事で、「けれども」の前後で相反するような内容を述べる事ができるのです。
これは逆接と呼ばれる接続詞です。
他にも、「ますが」や「のだが」などで言い換える事も可能です。
このように逆接を使う事で、前段で述べた内容から、転じた内容に言及する事ができるのです。
「けれども」を使用することで、相反する内容を自然な形で接続できるのです。
「けれども」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「けれども」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、部下の仕事が遅いことを指摘されたとします。
しかし、その部下の仕事ぶりは非常に丁寧なものなのでした。
このような場合には、「スピードは遅いけれども、仕事ぶりは非常に丁寧です」と述べるとよいでしょう。
これにより、仕事が遅いという内容に相反する様子を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「けれども」の使い方に注意しましょう。
これは「だけれども」や「のですが」などの類似表現で代替できます。
どれも同じような意味で使用できますが、印象の違う表現になるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「けれども」を使った例文
「けれども」を使った例文を挙げます。
例文のように、前半と後半で相反する内容を述べるようにすると、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『仕事は遅いけれども、対応自体は非常に丁寧です』
・『価格は高いけれども、機能は大変充実しています』
・『問題はあるけれども、とても前向きに実施しています』
「けれども」の類語と敬語での言いかえ
それでは「けれども」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「けれども」の類似表現
「けれども」の類似表現には、「だけれど」があります。
「けれども」と「だけれど」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「けれども」の敬語表現
「けれども」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「ですが」のように言いかえできます。
なお、この場合は丁寧語の「です」を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「けれども」は、前段で述べた内容と相反する内容を述べる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
