「再納品をお願いできますでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「再納品をお願いできますでしょうか」とは?
「再納品をお願いできますでしょうか」は、再納品をお願いする場合に使用できる言葉です。
「再納品」は「再び納品すること」を意味します。
つまり、一度納品したものを、やり直す場面で使用される言葉なのです。
これは、最初の納品に何かしら不備があった事を推察できます。
それを解消するために「再納品」という行為が生じているのです。
なお、「お願いできますでしょうか」は誤用表現と言えます。
ここでは丁寧語の「ます」と「です」が二重に使用されているのです。
このような場合は、「お願いできますか」や「お願いできるでしょうか」のように、正しく言い換えて使用するとよいでしょう。
「再納品をお願いできますでしょうか」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「再納品をお願いできますでしょうか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、委託先から納品があったとします。
しかし、その納品物には不備があったため、修正と再納品を依頼する事にしたのです。
このような場合には、「お手数ではございますが、再納品をお願いできますでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これによって、再び納品してほしい事を、上手に言いかえて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「お願いできますでしょうか」の使い方に注意しましょう。
このような語尾は、気が付きにくい誤用表現だと言えます。
誤用表現とはいえ、頻繁に使用される言葉になっています。
そのため、誤って使用しないように注意する必要があるのです。
「再納品をお願いできますでしょうか」を使った例文
「再納品をお願いできますでしょうか」を使った例文を挙げます。
例文として挙げてはいますが、「お願いできますでしょうか」は「お願いできますか」などに言い換えて使用するとよいでしょう。
・『できるだけ早く、再納品をお願いできますでしょうか』
・『不備を修正後に、再納品をお願いできますでしょうか』
・『明日の朝までに、再納品をお願いできますでしょうか』
「再納品をお願いできますでしょうか」の類語と敬語での言いかえ
「再納品をお願いできますでしょうか」の類語と敬語を解説していきます。
「再納品をお願いできますでしょうか」の類似表現
この言葉の類似表現には、「再納品をお願いできますか」があります。
「できますでしょうか」は誤用ですので、「できますか」に言い換えたほうがよいのです。
「再納品をお願いできますでしょうか」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「再納品をお願いできるでしょうか」に言いかえできます。
まとめ
このように「再納品をお願いできますでしょうか」は、再納品をお願いする場合に使用できる言葉です。
ただし、語尾は誤用になっていますので正しく言い換えて使用するとよいでしょう。