「たいへん厳しい内容ですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「たいへん厳しい内容ですが」とは?
「たいへん厳しい内容ですが」は、とても厳しい内容に対して使用する言葉です。
「たいへん」は漢字で「大変」と表記します。
「大きく変わっていること」を「大変」と表現しているのです。
これは強調表現であり、続く言葉の程度を強めます。
「たいへん厳しい」とすることで、「厳しい」の程度を強める目的で使用しているのです。
なお、「厳しい」は「容赦のない」や「厳格な」のような意味を持ちます。
そして、そのような内容のことを「厳しい内容」と表現できます。
ここでは語尾に丁寧語の「です」を付与しています。
これに逆接の「が」を付与したのが「ですが」なのです。
「たいへん厳しい内容ですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「たいへん厳しい内容ですが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客から要望を受けたとします。
しかし、その要望は厳しいもので、冗長の承認が必要なのでした。
このような場合には、「たいへん厳しい内容ですが、社内に持ち帰って検討してみます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の要望がとても厳しいものである事を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「内容ですが」の使い方に注意しましょう。
これは「内容ではございますが」のように言い換える事も可能です。
どちらも丁寧語ですが、「ございますが」のほうが丁寧な印象に聞こえます。
使用する状況に合わせて、適切な言葉を選択するとよいでしょう。
「たいへん厳しい内容ですが」を使った例文
「たいへん厳しい内容ですが」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『たいへん厳しい内容ですが、社内で検討してみます』
・『たいへん厳しい内容ですが、慎重にできればと存じます』
・『たいへん厳しい内容ですが、前向きに検討したいと思います』
「たいへん厳しい内容ですが」の類語と敬語での言いかえ
「たいへん厳しい内容ですが」の類語と敬語を解説していきます。
「たいへん厳しい内容ですが」の類似表現
「たいへん厳しい内容ですが」の類似表現には、「とても厳しい内容ですが」があります。
「たいへん」と「とても」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「たいへん厳しい内容ですが」の敬語表現
「たいへん厳しい内容ですが」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「たいへん厳しい内容ではございますが」に言いかえできます。
まとめ
このように「たいへん厳しい内容ですが」は、とても厳しい内容に対して使用する言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
