「余りあるものがあります」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「余りあるものがあります」とは?
「余りあるものがあります」は、何かが十分な場合に使用できる言葉です。
「余りある」とは、「余るほどだ」という意味を持ちます。
つまり、「必要な量を超えるほどである」と同義であり、「十分だ」のような意味にもなるのです。
ここでは「余りあるものがあります」という表現を使用しています。
これは誤りではありませんが、「ある」という動詞が一文中で二回登場してしまいます。
このような表現は不自然なものだとも言えるのです。
そのため「余りあるほどです」や「余りあります」のように「ある」が単一になるように言い換えて使用するのがよいでしょう。
「余りあるものがあります」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「余りあるものがあります」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、新しい案件を立ち上げる事になったとします。
その案件では、潤沢な予算が確保されていたのでした。
このような場合には、「今回の予算は、余りあるものがあります」と述べるとよいでしょう。
これにより、十分すぎるほどである様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「あるものがあります」の使い方に注意しましょう。
このような表現は他にもありますが、同じ動詞を複数回使用しないようにしましょう。
「あるものが」の「ある」と、「あります」の「ある」が冗長になるため、とても不自然に聞こえてしまうのです。
「余りあるものがあります」を使った例文
「余りあるものがあります」を使った例文を挙げます。
例文のように、何が余りあるのかを先に述べると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『今回の予算は、余りあるものがあります』
・『彼の能力であれば、余りあるものがあります』
・『当社の実力は、余りあるものがあります』
「余りあるものがあります」の類語と敬語での言いかえ
「余りあるものがあります」の類語と敬語を解説していきます。
「余りあるものがあります」の類似表現
「余りあるものがあります」の類似表現には、「十分なものがあります」があります。
「余りある」と「十分な」は、類似の言葉として使用できるでしょう。
「余りあるものがあります」の敬語表現
「余りあるものがあります」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「余りあるものがございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「余りあるものがあります」は、何かが十分な場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。