この記事では「入れ違いだったようで」について解説をします。
「入れ違いだったようで」とは?意味
一方が出た後に他方が入って来たようだ、という意味です。
ある人に会えなかったことを表しています。
「入れ違い」は、一方が出て行った後に他方が入ってくることをいいます。
ある場所からAさんが出て行ったとします。
そのすぐ後にBさんがその場所にやってきました。
Aさんに用事があったのですが、Aさんは出た後だったので会うことができませんでした。
この状態を「入れ違い」といいます。
「だった」は過去を表しています。
「よう」は推量、想像の意を表します。
入れ違った本人が、実際に入れ違ったところを見ることはできないので、推量、想像の意の「よう」で表現をしています。
「入れ違いだったようで」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、入れ違いになってしまったことを報告する際に用います。
A部署にいるAさんに用事があり、BさんがA部署に向かいました。
Aさんは外出の予定があったため、A部署から外にでていきました。
その直後にBさんがA部署にやってきました。
「入れ違い」は、一方が出た後に他方が入ってくることです。
Aさんが出た後にBさんが入ってきているので、この状態は入れ違いといえます。
BさんはAさんに会うことができませんでした。
そのことを報告する際に「入れ違いだったようで」を使います。
目上の人に報告する際には、「ようで」で言葉を切ることはありません。
「ようです」「~ようで、会えませんでした」など言葉を続けます。
親しい間柄なら「ようで」で言葉を切ってもよいかもしれません。
しかし、目上の人には失礼になり、また入れ違いでどうなったのかその後のことがわからないので、後に言葉を続けましょう。
「入れ違いだったようで」を使った例文
・『入れ違いだったようで、書類をお渡しすることができませんでした』
「入れ違いだったようで」の返答や返信例
「ようで」の後に続く言葉によって、返事の内容がやや変わります。
たいていは、用事があってある人に会おうとしています。
ある人に会うことが、すぐにでもやらなければならないことだとします。
その場合は、その人が戻って来るまで待つように、その人を探すようになど、指示を出すことになるでしょう。
急ぎの用事でない場合は、別の機会にある人に会えるようにするといったことになるはずです。
相手の予定を確認しておけば、会える可能性が高まります。
まとめ
この言葉は、誰かが出た後に話し手が入ってきて、ある人に会えなかったことを報告する際に用います。
「ようで」で言葉を切ることはないので、後に言葉をつなげて使いましょう。