「日頃の御礼として」という表現法についての解説です。
「日頃の御礼として」とは?意味
「日頃の御礼として」は、ビジネスでは相手に対して印象付けを行う上で日頃お世話になったり日頃から、便宜を図ってくれた御礼として感謝を示してどうするかという意味を持ちます。
なので、「日頃の御礼として」だけであれば、お世話になったという事実や便宜を図ってもらったことについてお礼を述べるというだけですが、ここに、「日頃の御礼として今度は当社がお世話になった御礼を返したいです」という具合に言葉を付け足せば相手に対しお世話になったことを述べたうえで今度は礼を相手に返して尽くそうと切り返すことができるのです。
「日頃の御礼として」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「日頃の御礼として」は、ビジネスでは相手に対して、日ごろから助けてもらったお礼をするという意味で使用し、お礼をするのでどうであるかということを切り出すために使用するテンプレートとして使用します。
なので、「日頃の御礼として」と話を切り出した場合、どう行動するかということが問われるので、「日頃の御礼として感謝をします」といった場合、実は失礼に当たり、なぜなら、お礼としてと述べている時点で実は礼をしていてそこに感謝をしますと付け足しているわけですから、お礼を言ってさらにお礼を言うだけという扱いになるので注意が必要です。
よって、「日頃の御礼として、今度はわが社が礼を尽くします」という具合に切り替えして相手をもてなそうという風に切り返すとよいでしょう。
「日頃の御礼として」を使った例文
・『日頃の御礼としてこちらの商品を贈呈いたします』
「日頃の御礼として」の返答や返信例
「日頃の御礼として」についての返事は、御礼がどうであるかが返答の礼に閉胸します。
たとえば、「日頃の御礼としてこちらの商品を贈呈します」であれば、答えを返す側は、「ありがとうございます」と言って、相手側がこちらに対して礼となる物を返したということでこちらもお礼の品に関して礼を述べるとよいでしょう。
まとめ
「日頃の御礼として」は、ビジネスにおいては印象付けのために用いる表現で、お世話になったのでまずは、お世話になったことについて礼を述べてどうするかということを述べるために使用します。
この表現を用いれば、相手側からお世話になった御礼を述べたうえで、プレゼントを贈呈してお礼にプラスする形で、こちら側の助けてもらったということに関する感謝をプレゼントで上乗せできるのです。
この表現の利点は、御礼だけで終わらせずに、御礼に感謝の気持ちと称して品物を付け足して相手の気持ちを掴むことにあります。
言い方が悪いんですが、助けてもらったことに関して品物を渡してご機嫌を取り、次に何かあった際、再度助けてもらうという考えであると言っても過言ではないのが「日頃の御礼として」という表現法です。
