「具体的なイメージ」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「具体的なイメージ」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「具体的なイメージ」について解説をします。

「具体的なイメージ」とは?意味

はっきりとした形を持って心に思い描くこと、はっきりと示すことができる形といった意味です。

「具体的」には、はっきりと形を持っているさま、それぞれの物事に適合しているさまという意味があります。

反対の意味の言葉は「抽象的」です。

抽象的とは、具体的な内容や形をともなっていないさまをいいます。

「イメージ」は、心に思い描くもの、ある物事についての全体的な感じという意味です。

感じるものや、心の中で思い浮かべるものをいいます。

「具体的なイメージ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、はっきりとした形で心に思い浮かべられるものを指して用います。

たとえば、新製品のお菓子を開発しようと考えていたとします。

どのようなお菓子を作るのかははっきりしておらず、「とにかく、おいしいものを作りたいな」と考えていたとします。

はっきりとした形がないので、このさまは「具体的なイメージ」が意味するものではありません。

新製品のお菓子を作りたい。

お菓子といってもいろいろあるけれどクッキーがいい。

そのクッキーはチョコレート味で、チョコチップをふんだんに使っている。

このようなさまは、形がはっきりと示されているので「具体的なイメージ」が意味するものになります。

「これ」と示せるような場合を「具体的なイメージ」といい、示せないものはこの言葉が意味するものではありません。

会話の中では「具体的なイメージ」という言葉だけでは用いることはなく、前や後に他の言葉がついています。


「具体的なイメージ」を使った例文

・『具体的なイメージがわかない』
・『具体的なイメージはできている』
・『具体的なイメージを示す』

「具体的なイメージ」の返答や返信例

どういった場面なのかによって、返す言葉が変わってきます。

「具体的なイメージを持っています」というときであれば、そのイメージを文章やイラストなどにして示してもらうことになるでしょう。

プロジェクトの場合だと、そのイメージを具体的な形にしていきます。

提示されたイメージに手直しが必要なこともあります。

イメージの段階なので、「それでよい」とはならないこともあるのです。

その場合は、どこを改善したらよいのか具体的に示して、新しいイメージを提示してもらうことになります。

イメージがわかないという場合は、助言をしてあげるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、心に思い描くことができるはっきりした形を意味しています。

仕事を進めるうえでは「具体的なイメージ」を持つことが大切です。

はっきりとした形を持っていることで、物事がスムーズに進んで行きます。