この記事では「参考になりましたら幸いです」について解説をします。
「参考になりましたら幸いです」とは?意味
考えなどを決めるときの手がかりとなるようならうれしい、考えるときの手がかりにしてください、といった意味です。
「参考」には、資料や人の意見などを照らし合わせたりして、何かをするときの自分の考えを決める手がかりにすることという意味があります。
この場合は、何かを参考にするのは聞き手です。
「なりましたら」は、そうなったならばといった意味です。
「たら」は実現していない事柄を仮に実現したとして言う意があります。
つまり、この言葉を述べている時点では、参考になっていないということです。
「幸いです」は、そうしてくれるとありがたい、そうして欲しいという意味になります。
「参考になりましたら幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が提示したものを、聞き手が参考にしてくれるならば、話し手としてはありがたいという気持ちを示すときに使用をします。
どうぞ参考にしてくださいという意味合いがあります。
たとえば、ある計画書をメールで送ったとします。
そのメールには、この計画書に関連する画像と資料を添付しました。
この画像や資料は、計画書に記載されている内容を考えるときに、参考にしてもらいたいと思ってつけています。
参考にしてもしなくてもよいものです。
ですが、参考にしてもらえれば、話し手としてはうれしいです。
そういったときに、このような言葉を用います。
絶対に参考にしなければならないと、強制するものではありません。
丁寧な言葉遣いをしており、また押し付けている印象がないので、目上の人に対して述べても失礼ではないです。
「参考になりましたら幸いです」を使った例文
・『こちらの資料が参考になりましたら幸いです』
「参考になりましたら幸いです」の返答や返信例
参考とするものを渡してくれたので、そのことについてお礼を伝えましょう。
参考となるものを用意するために、手間がかかっているはずです。
わざわざ用意してくれたのは、ありがたいことといえます。
渡してくれたものが参考になったならば、そのことを伝えるとよいでしょう。
参考にして役に立ったことが伝わると、相手はよろこんでくれるはずです。
わざわざ参考となるものを用意した甲斐があります。
参考にしなかった場合は、そのことを伝える必要はありません。
まとめ
この言葉は、何かを参考にして欲しい気持ち、そうしてくれるとありがたい気持ちを表す際に使用をします。
資料などを渡すときに、参考となるものを一緒に渡すことがあると思います。
そういったときに使える言葉です。
