「注文いたしますので」を解説していきます。
気になるビジネス敬語を、正しく学びましょう。
「注文いたしますので」とは?
「注文いたしますので」とは、商品を発注するときの表現です。
取引先に商品の注文をしたいとき、期日までに納品して欲しい場合に引用します。
「いたしますので」は「いたす」の変化した形で「する」の謙譲語にあたります。
注文するこちらを下げる、敬語のひとつになります。
「注文いたしますので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「注文いたしますので」は、商品を発注するときに用います。
「注文いたしますので、ご手配のほど宜しくお願いいたします」のように、言葉を付け加えて使用します。
ただこの文章のみだと、曖昧な発注になってしまいます。
欲しい商品名、欲しい個数、希望する納品日、届け先の倉庫名も忘れずに書き添えておきましょう。
もし商品が足りない場合など、不足の事態があるようであれば再度連絡が欲しい旨も書いておきます。
スムーズなビジネスのために、適切な言葉を繋げていきましょう。
「注文いたしますので」を使った例文
・『注文いたしますので、何卒よろしくお願いいたします』
・『下記の通り注文いたしますので、よろしくお願い申し上げます』
・『注文いたしますので、ご確認のほど宜しくお願いいたします』
「注文いたしますので」の類語や敬語での言いかえ
「注文いたしますので」の類語に「発注いたしますので」もあります。
「発注」も「注文」と同じ働きがあります。
「宜しくお願いいたします」など、丁寧な言葉を添えて用いていきましょう。
「注文いたしますので」の類似表現
よく似た表現として「注文いたします」もあります。
「下記の通り、発注いたします」など、短く文をまとめることができます。
簡潔に内容を伝えたい場合に、こちらの表現も用いていきたいです。
「注文いたしますので」の敬語表現
さらに丁寧に言いたいなら「発注をお願いしたく」があります。
「発注をお願いしたく、ご連絡いたしました」となります。
「お願い」という相手を敬う表現が入っているので、誠実な文に仕上がります。
「注文いたしますので」の返答や返信例
このメールが届いたら、お客様にお礼の言葉を伝えていきましょう。
「ご注文いただき、誠にありがとうございます」でひと呼吸おき、注文内容をもう一度綴っていきます。
またいつ納品できるのか、期日についても書き添えておきます。
万が一遅れる可能性がある場合は、あらかじめ伝えておくと親切です。
まとめ
「注文いたしますので」の意味と使い方を学びました。
この表現は商品を発注するときのフレーズです。
「注文いたします」と併せて、覚えておきましょう。
語彙を増やして、仕事に活かしてみてください。
