「自薦他薦は問いません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「自薦他薦は問いません」とは?
「自薦他薦は問いません」は、「自分の推薦でも他人の推薦でもよい」との意味で使用される言葉です。
「自薦」とは、自分で推薦することを意味します。
これは立候補と言いかえることもできます。
また、「他薦」とは、他人に推薦されること、もしくは他人を推薦することを意味する言葉です。
さらに「問いません」は「問わない」という言葉に「ます」を付与して丁寧にしたものです。
これは、「どちらでもよい」などのニュアンスで使用される言葉になっています。
これらのことから、「自薦他薦を問いません」とすると、自薦でも他薦でもよいことを表現できると分かるのです。
「自薦他薦は問いません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「自薦他薦は問いません」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、社内でチームを作ることにしました。
技術力の高いメンバーを集めて、横断的なチームを目指すのでした。
このような場合には、「自薦他薦は問いませんので、奮ってご応募ください」と述べるとよいでしょう。
これにより、自薦でも他薦でもよいことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「問いません」の使い方に注意しましょう。
これは、使い方によっては妥協を含む表現に聞こえる事もあります。
そのように聞こえないように、組み合わせる言葉に配慮する必要があるのです。
「自薦他薦は問いません」を使った例文
「自薦他薦は問いません」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を加えることで、様々な使い方が可能です。
・『自薦他薦は問いませんが、募集要項はしっかり確認してください』
・『自薦他薦は問いませんので、奮ってご応募ください』
・『書面でご提出いただけるのでしたら、自薦他薦は問いません』
「自薦他薦は問いません」の類語と敬語での言いかえ
「自薦他薦は問いません」の類語と敬語を解説していきます。
「自薦他薦は問いません」の類似表現
「自薦他薦は問いません」の類似表現には、「推薦の自他は問いません」があります。
「自薦他薦」と「推薦の自他」は、同じことを別な表現にしただけの言葉なのです。
「自薦他薦は問いません」の敬語表現
「自薦他薦は問いません」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「自薦他薦は問わない所存です」に言いかえできます。
まとめ
このように「自薦他薦は問いません」は、自薦でも他薦でもよいことを表すフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。