この記事では「お付き合いいただけると幸いです」について解説をします。
「お付き合いいただけると幸いです」とは?意味
関係をもってもらえるとありがたい、何かを一緒にやってもらえるとありがたい、といった意味です。
「お付き合い」は「付き合う」に「お」をつけて、相手に対して敬意を表す言い方にしたものです。
この場合の「付き合う」は、男女の交際のことではなく、社交上の人と人とのかかわりを意味しています。
「お」は動詞の連用形について、そのしたに「いただく」を添えた形にすると、相手に何かをしてもらうことをへりくだって言うものになります。
「いただけ」は「いただく」のことを指します。
「幸い」は、その人にとってありがたいという意味で、「幸いです」は何かを遠回しにお願いする際に使用される言葉です。
「お付き合いいただけると幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手と一緒に聞き手に何かをしてもらいたいとき、これからも交際を続けて欲しいときなどに使用をします。
たとえば、これから話し手がある事柄について語るとします。
その話を聞くことに付き合って欲しいです。
そういったときに使える言葉です。
取引先の人とこれからも仲良くやっていきたいと思っていたとします。
そういったときに使用をすると、これからもどうぞよろしくお願いしますという意味合いを持たせることができます。
相手を敬う表現をしているので、目上の人や取引先の人に対して述べても問題ありません。
「幸いです」と遠回しなお願いの仕方をしている、柔らかな表現です。
押し付けている印象がないため、言われた方は嫌な気持ちにはなりにくいでしょう。
「お付き合いいただけると幸いです」を使った例文
・『今後もお付き合いいただけると幸いです』
「お付き合いいただけると幸いです」の返答や返信例
何についてのお付き合いなのかによって、返答内容が変わります。
話を聞いて欲しい、どこかについてきて欲しいなど、一緒に何かをしてもらいたい意味で述べられている場合は、それを一緒にできるのか返答をします。
場合によっては返答はしません。
これからも仕事を一緒にやっていきましょうという意味で述べられている場合は、よろしくお願いしますという気持ちを伝えるとよいでしょう。
こちらからの好意を示すことで、これからもよい関係を築いていけることが期待できます。
まとめ
この言葉は、人と人とのかかわりを続けていきたいときに使用をします。
仕事は誰かと一緒に行うものです。
つまり、人と人との関係を良好に保つことが大切なのです。
こういった言葉は、関係を良好に保つために役立ちます。