「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」とは?
「今日この頃」は、「最近」や「昨今」のような意味で使用できる言葉です。
たとえば、「寒くなってきた今日この頃」のように使用できます。
このように、最近の様子を表現する言葉と組み合わせて使用するのが、一般的な使い方だと言えるのです。
また、ここでは「いかがお過ごしでしょうか」という疑問文を使用しています。
「いかが」とは「如何」と表記でき、「どのように」との意味を持つ言葉です。
また「過ごす」は「生活を営む」ことを表します。
そして、「でしょうか」は丁寧語の「です」を疑問形にした言葉なのです。
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、暑中見舞いを書くことにしたとします。
そのため、冒頭に相手の様子をうかがう、少しカジュアルな挨拶文を記載しようと考えました。
このような場合には、「暑さもピークを迎える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の近況をうかがう言葉を、上手に表現して伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「でしょうか」の使い方に注意しましょう。
これは正しい表現です。
そして「ですか」に言い換える事も可能です。
しかし、「ますでしょうか」と言いかえてはいけません。
このような使い方は誤用になります。
間違って使用されることの多いフレーズですので、注意するとよいでしょう。
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」を使った例文
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」を使った例文を挙げます。
例文のように、「暑さ」や「寒さ」など、季節を感じる言葉と組み合わせると、自然な表現を作成できるでしょう。
・『暑さも増してくる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか』
・『寒くなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか』
・『すっかり冷え込んだ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか』
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」の類語と敬語での言いかえ
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」の類語と敬語を解説していきます。
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」の類似表現
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」の類似表現には、「昨今、いかがお過ごしでしょうか」があります。
「今日この頃」と「昨今」は、同じような意味で使用できる類似表現だと言えるのです。
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」の敬語表現
「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「今日この頃、いかがお過ごしでございますか」に言いかえできます。
まとめ
このように「今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」は、相手に近況をたずねるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。