「見守っていただけると嬉しいです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「見守っていただけると嬉しいです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「見守っていただけると嬉しいです」について解説をします。

「見守っていただけると嬉しいです」とは?意味

なりゆきや成長を見てもらえるとありがたいといった意味です。

「見守って」は、なりゆきを注意して見る、問題がないように気にしながら見るという意味があります。

子どもが公園で遊んでいるときに、親が少し離れたところから子どもの様子を見ているさまが、見守るが意味するものです。

「いただけ」「いただく」を指し、「もらう」の謙譲語になります。

動詞の連用形に「て」を添えた形につくと、話し手や動作を受ける者にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。

「嬉しい」は、他人からの行為をありがたいと思うこと、自分にとって満足であることという意味です。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現で、改まった気持ちを表します。

「見守っていただけると嬉しいです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が自分自身や他の誰かを、別の誰かから見守って欲しいときに使用をします。

たとえば、これから自分は新しいプロジェクトをはじめるとします。

そのプロジェクトに、上司にはあれこれ口出しをしないで欲しいです。

自分としては、上司にはただ注意をして見ていて欲しいと思っています。

こういったときに使用をする言葉です。

ただし、見守ってくださいとお願いされても、あれこれと気になって口出ししてしまう人はいます。

「嬉しいです」はビジネスの場で使うとやや幼く感じられることもあるので、「幸いです」としてもよいでしょう。

「いただく」「もらう」の謙譲語で、話し手が何かをしてもらうときに使用をする語です。

この場合は、話し手からお願いをしているので、このような表現をします。


「見守っていただけると嬉しいです」を使った例文

・『今後も見守っていただけると嬉しいです』

「見守っていただけると嬉しいです」の返答や返信例

見守ることができるのなら「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。

あれこれ口出ししないで欲しいと思っているようなので、余計なことは言わないことが望ましいです。

どうしても気になることがあるなら、アドバイスをする程度にして、意見を押しつけない方がよいでしょう。

意見を押しつけたり、手を出したりしてしまうと、「見守る」ではなくなってしまいます。

押しつけられた方は不快です。

まとめ

この言葉は、ただ見ていて欲しいときに使用をします。

「嬉しいです」という言葉を使って、話し手の希望を伝えています。

他の人には手出しをしないで欲しい、ただ見ていて欲しいといったときにお願いをするものです。