「分かる範囲で結構です」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「分かる範囲で結構です」とは?
「分かる範囲で結構です」は、相手に何かを答えてもらったり、書いてもらったりする場合に、使用できる言葉です。
「分かる範囲」というのは、知っている範囲や、回答できる範囲のことを示します。
また「結構です」は「よい」や「構わない」という意味で使用できます。
これは、文脈によって「YES」の意味にも「NO」の意味にもなるので、注意が必要な言葉です。
ここでは、「結構です」は「よい」の意味であり、「分かる範囲でよい」ということを表現するために使用されているのです。
「分かる範囲で結構です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「分かる範囲で結構です」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが店舗スタッフだったとします。
来店したお客様には、来店目的などを含むアンケートに回答してもらう事になっていました。
このような場合には、「分かる範囲で結構ですので、こちらに記入いただければ幸いです」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に対して丁寧な言葉で、分かる範囲でよいことを伝達できるのです。
この言葉を使う場合には、「結構です」の使用方法に注意が必要です。
これは、「構いません」にも似ていて、妥協や情報のニュアンスを含む表現なのです。
相手によっては不愉快に感じるケースもあるので、注意して使用するとよいでしょう。
「分かる範囲で結構です」を使った例文
「分かる範囲で結構です」を使った例文を挙げます。
例文のように、何かを依頼する言葉とお組み合わせると、自然な文章を作成できます。
・『分かる範囲で結構ですので、記入ください』
・『分かる範囲で結構ですので、ご回答願います』
・『分かる範囲で結構ですので、対応いただければ幸いです』
「分かる範囲で結構です」の類語と敬語での言いかえ
それでは「分かる範囲で結構です」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「分かる範囲で結構です」の類似表現
「分かる範囲で結構です」の類似表現には、「分かる範囲で構いません」があります。
「結構です」と「構いません」は、どちらも「よい」を意味する言葉ですので、類似の使い方ができるのです。
「分かる範囲で結構です」の敬語表現
「分かる範囲で結構です」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「分かる範囲で構いません」のように言いかえできます。
まとめ
このように「分かる範囲で結構です」は、分かる範囲でよいことを、相手に伝達するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
