「飽くなき探究心」とは?使い方や言い換えなど、ビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「飽くなき探究心」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスシーンでも使われることの多い慣用句の「飽くなき探究心」について、その意味や使い方や言い換え等を分かりやすく説明します。

「飽くなき探究心」とは?意味

「飽くなき探究心」における、「飽くなき」「飽きることのないや、いつまでも満足することがないこと」を意味する言葉で、「探究心」「物事の意義や本質などを探り、見きわめようとすること」を意味する言葉です。

従って、「飽くなき探究心」とは、「飽きることなく、物事の意義や本質などを探り、見きわめようとすること」の意味となります。

すなわち、「貪欲に、粘り強く、物事の意義や本質を見きわめようとする気持ち」を意味する言葉だとも言えます。

「飽くなき探究心」の使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスにおいては、「飽くなき探究心」の慣用句に似た表現の「飽くなき探求心」も、しばしば使われます。

ここで使われている「探求心」は、「物事について、深い知識を得たり、原因を解明しようとする姿勢や気持ちのこと」を意味します。

従って、「飽くなき探究心」「飽くなき探求心」はニュアンスの違いはあるものの、違いのない言葉として使われているのが実態でしょう。

しかし、厳密な意味では、研究的な仕事等で、深く掘り下げる意味で使う場合には「探究心」を使い、広く専門性を高めると言った意味の場合には、「探求心」の言葉の方が適切だと言えるでしょう。

いずれにしても、「飽くなき探究心」にしろ、「飽くなき探求心」も、ビジネスにおいては、その熱意が重視されます。

日々新たな仕事に取り組み、自分のスキルアップを図るには、この姿勢が極めて大切だからです。

こうした熱意を持ち続けられることは、ビジネスマンにとっては大きな武器であり、長所と言えるのです。


「飽くなき探究心」を使った例文

・『彼女は新たな材料開発に飽くなき探究心を持った研究者です』
・『彼は自分の専門分野である企業法務の仕事に、飽くなき探究心を持って取り組んでいます』
・『飽くなき探究心を持つことは、ビジネスマンにとっては、自己成長のために非常に重要です』

「飽くなき探究心」の類語や言い換え

「飽くなき探究心」の類語や言い換えとしては、「本質を追及することに熱心なこと」を意味する「研究熱心」や、「何にでも興味を持ち、それを知ろうとすること」を意味する「好奇心旺盛」等が挙げられます。

まとめ

「飽くなき探究心」とは、「飽きることなく、物事の意義や本質などを探り、見きわめようとすること」を意味する慣用句です。

似た言葉として「飽くなき探求心」もよく使われています。

一般的には、ほぼ同じような意味で使われていますが、「探究心」を使う表現の方が、専門分野を掘り下げたり、研究的な意味合いが強いと言えます。