「そう言っていただけると幸いです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「そう言っていただけると幸いです」とは?
これは、相手の発言を嬉しく思うと伝える言葉です。
「そう言って」は、相手の発言内容のことを示しています。
「そう」は様子や方法を表す指示代名詞であり、相手側に近いものを示す意味があるのです。
これは自分に近い場合は「こう言って」という表現になります。
また、「言っていただける」は「言ってもらえる」という内容を謙譲語にした形になっています。
そしてこれは「言ってもらう」に「できる」の意味を加えたものなのです。
さらに「幸いです」を加えると、前段で述べた内容を嬉しく思うような気持ちを表現できます。
これらのことから、この言葉が相手の発言を嬉しく思うと伝えるものだと分かるのです。
「そう言っていただけると幸いです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客と交渉していたとします。
すると相手は、全面的に交渉条件を緩和すると言ってくれたのでした。
このようなケースで、「当社としても、そう言っていただけると幸いです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、相手の発言内容が嬉しいものであると、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「そう言っていただけると幸いです」の表現方法に注意するべきです。
これは「そう言っていただけると嬉しいです」に変更できます。
また、「そうおっしゃっていただけると幸いです」と言い換える事もできるのです。
このように、同じような意味であっても、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「そう言っていただけると幸いです」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『皆様から、そう言っていただけると幸いです』
・『個人的にも、そう言っていただけると幸いです』
・『当社といたしましても、そう言っていただけると幸いです』
「そう言っていただけると幸いです」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「そう言っていただけると幸いです」の類似表現
たとえば、「そう言っていただけると嬉しいです」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「そう言っていただけると幸いです」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「そうおっしゃっていただけると幸いです」に言い換えできます。
まとめ
このように、相手の発言を嬉しく思うと伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
