この記事では「今後とも変わらぬご愛顧のほど」について解説をします。
「今後とも変わらぬご愛顧のほど」とは?意味
これからも変わらずにひいきを、という意味です。
「今後」は、これから先という意味で、未来のことを指します。
「変わらぬ」は「変わる」を「ぬ」で打ち消しています。
つまり、変化がない、これまでと同じという意味です。
「ご愛顧」は「愛顧」を敬意を込めた言い方にしています。
他人の行動や持ち物などを表す言葉に「ご」をつけると、尊敬の意を表すことができます。
「愛顧」には、ひいき、目をかけるという意味があります。
「ほど」は断定をしないで柔らかく伝える言葉です。
「今後とも変わらぬご愛顧のほど」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、あいさつやお知らせなどの最後の方で伝えるものです。
締めくくりの言葉として伝えます。
最後に締めくくりの言葉がないと中途半端場印象になります。
最後の言葉は印象に残りやすいので、伝える言葉には気をつけましょう。
この言葉は、「よろしくお願いします」という意味の言葉を後に続けて使用をします。
これからもひいきにしてもらいたい気持ちを持っているので、このような言葉を締めくくりとして使うとよいでしょう。
たとえば、店を開いてから10年を迎えられたとします。
これまで多くの人にお世話になってきました。
開店から10年を迎えられたのは多くの人たちのおかげです。
その感謝の気持ちをお世話になった人たちに手紙で伝えることにしました。
その際に、手紙の最後の方でこのような言葉を伝えます。
「今後とも変わらぬご愛顧のほど」を使った例文
・『今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします』
「今後とも変わらぬご愛顧のほど」の返答や返信例
この前に何を伝えているかによって、返す言葉が変わります。
創業○年のお知らせの場合は、お祝いの言葉を伝えるとよいでしょう。
長年仕事ができたのはめでたいことです。
商品の価格が変わりました、新規格になりましたといったお知らせの場合は、一般の多くの人たちに向かって伝えていることが多いです。
その場合は、お知らせをしている事柄を把握しておくとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、あいさつやお知らせの締めくくりとして使うものです。
締めくくりの言葉がないと中途半端な印象になってしまうので、何かしら伝えた方よいでしょう。
これからもひいきにして欲しいという気持ちを伝えるなら、この言葉を使ってみてください。