この記事では「出来る限り協力します」について解説をします。
「出来る限り協力します」とは?意味
可能である範囲で力を貸すといった意味です。
「出来る」は、それをする能力や可能性があるという意味です。
たとえば「インドネシア語が出来る」という場合は、インドネシア語を話す能力があることを表します。
「限り」はその範囲の中という意味です。
この場合は、可能である範囲を意味します。
「協力」は力を合わせて事にあたることです。
「協力してテントを張る」という場合は、たった1人で行うのではなく、テントを利用するものなどが力を出し合ってテントを張るという意味になります。
「します」は、丁寧ないい方です。
「出来る限り協力します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスの場では、お互い協力する場面が少なくなく、何かを頼まれることもあります。
また、自ら手を貸すことを述べる場合もあるでしょう。
この言葉は、話し手の可能な範囲で力を出して事にあたる場合に用います。
上司に対して「協力します」というのは失礼です。
目上の人が困っている場合は、「出来る限り」ではなく、力を尽くさなければなりません。
また、上司に対して「協力します」というと、「あなたには力がないので私が助けてあげます」という上から目線で意味を取られてしまう可能性もあります。
この言葉は、自分と同等の者や下の者に対して主に使用をします。
尊敬語ではないので、同等の者や下の者に対して使用しても不自然ではありません。
自分は忙しいので、力を貸すのは面倒だ、嫌だなど思うこともあるでしょう。
しかし、仕事を円滑に進めたり、人間関係を良好に保つためには、協力をすることが大切です。
協力をしてあげれば、自分が困ったときにその人が協力をしてくれる可能性もあります。
協力をするといったなら、本当に力を出し合って事にあたらなければなりません。
口だけだと頼りない人だと思われてしまいます。
「出来る限り協力します」を使った例文
・『このプロジェクトに出来る限り協力します』
「出来る限り協力します」の返答や返信例
力を合わせて事にあたると申し出てくれているので、それに対してお礼を述べます。
話し手は自分よりも上の立場のものなので、相手を敬う言葉を用いるように気をつけます。
たとえば「ご協力ありがとうございます」などがあります。
協力を申し出てくれたときと、事が終わった後の最低でも2回はお礼を述べるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手が力を貸すことを申し出るときに用いるものです。
仕事では、力を貸してもらったり、力を貸したりということがあります。
力をあわせれば、事がスムーズに進むことでしょう。