この記事では「ご来院いただく」について解説をします。
「ご来院いただく」とは?意味
病院などに来てもらう、という意味です。
「来院」には、病院など「院」とつく場所に人が来ることという意味があります。
「ご」は、他人の行動を表す言葉について、その行動をする人に敬意を表します。
この場合は来院をする人に敬意を表しています。
「いただく」は「もらう」の謙譲語です。
「もらう」には、頼んである事柄をさせる、他人の行為などによって自分が利益を受けるという意味があります。
「ご来院いただく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、病院に来てもらいたいときに使用をします。
「来院」は「院」と名につく場所に人が来ることをいいます。
「院」とつく場所には、病院、学院、大学院、修道院などがありますが、「来院」という場合は一般的には病院に来ることを指します。
病院に行きたくないという人は少なくありません。
そのため、来てもらうためには、こちらから呼びかけることが大切です。
しかし、命令をすると人は反発したくなるので、命令口調で伝えては来てもらえない可能性があります。
「来てもらえますか」と問いかけの形ならば、命令をしているのではないので、反発されにくいでしょう。
また、問いかけの形ならば、それをする・しないは相手が選ぶことができ、相手の考えを尊重しているといえます。
しかし、相手が選べるということは、来ないという選択もできるということです。
絶対に来てもらわなければならないようなら、「〜ください」と伝えた方がよいでしょう。
「ご来院いただく」を使った例文
・『ご来院いただくことは可能ですか』
「ご来院いただく」の返答や返信例
来ることができるか尋ねられているなら、できる・できないを答えます。
その場所に行く場合、日時を決めるように求められることがあります。
予約が必要なのです。
予約を必要とするなら、相手と話し合って都合がよい日を決めてください。
その場所に行けないならば、「行くことはできない」ことを伝えます。
病院に来るように求められている場合、その場所に行かないと体調に影響が出る可能性があります。
体調のことを考えて、行くか、行かないかを判断してください。
まとめ
この言葉は、病院に来るように求めるときに用いるものです。
「院」と名につく場所はいくつかありますが、病院に来ることについていう場合が一般的です。