大切なことを伝え忘れてしまい、反省する日も。
「お伝えし忘れましたが」を見ていきましょう。
「お伝えし忘れましたが」とは?
本来は述べるべきことを、うっかり言い忘れてしまうことがあります。
そんな時に便利なのが「お伝えし忘れましたが」です。
「昨日お伝えし忘れましたが」と不手際を詫びるシーンで用いていきましょう。
「お伝えし忘れましたが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらのフレーズは、伝え方によっては相手を怒らせてしまうことも。
とくに目上の方や大切なお客様相手に使用してしまうと、下に見ているように感じられて、誠意が伝わらないことがあります。
伝え忘れてしまったのはこちらの落ち度なので、謙虚な姿勢をフォローの表現と共に用いていきましょう。
「お伝えし忘れましたが」を使った例文
・『昨日のミーティングでお伝えし忘れましたが』
・『先ほどの電話でお伝えし忘れましたが』
・『私の不手際でお伝えし忘れましたが』
「お伝えし忘れましたが」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語と、敬いの言葉を見ていきましょう。
「お伝えし忘れましたが」の類似表現
よく似た言い方に「遅くなりましたが」があります。
「〇〇様にお伝えするのが遅くなりましたが」のように用いていきます。
「ご迷惑おかけして、申し訳ありません」のように、断りの文も入れておきましょう。
「お伝えし忘れましたが」の敬語表現
さらに丁寧な言い方に「失念」があります。
「失念」はこちらが忘れてしまった時に用います。
「失念していて、誠に申し訳ございません。
明日のスケジュールについて、数点付け加えたいことがございます」のように追記していきます。
忘れてしまったのはこちらなので、迷惑をかけてしまった相手に謝罪の言葉を添えていきましょう。
「お伝えし忘れましたが」の返答や返信例
言いにくいことを伝えてくれた相手に、丁寧な言葉を返していきましょう。
「ご連絡ありがとうございます。
〇〇の件について、確かに承りました」のように返します。
相手のミスについて過剰にしつこく責めることが無いよう、大人の対応をしていきましょう。
まとめ
「お伝えし忘れましたが」を解説しました。
丁寧な言い方を学んで、仕事の場に役立ててください。