「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」について解説をします。

「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」とは?意味

どの人に聞いたらいいですか、という意味です。

「どなた」は、話し手・聞き手どちらに近いかはっきりしない人や場所などを示す言葉です。

「だれ」の意の尊敬語になります。

「お尋ね」「尋ね」「お」をつけて、敬意を表す言い方にしています。

「尋ね」「尋ねる」の連用形で、わからないことを人に聞くという意味です。

「お」は動詞の連用形について、その下に「する」を添えた形で、謙譲の意を表し、相手を敬う表現になります。

「よろしい」は、差し支えないという意味です。

「でしょうか」「だろうか」の丁寧な言い方で、はっきりしない事柄を問う意があります。

「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側にわからないことがあり、誰かに質問をしたいのだけれど、誰に質問したらいいのかわからないときに使用をします。

Aさんがある場所にやってきました。

ここでは、たくさんの人たちが働いています。

Aさんにはわからないことがあり、誰かに尋ねたいのですが、その事柄を知っている人は誰なのか、誰に聞いたら支障がないのかわかりません。

そこで、どの人なら知っているのかを、そばにいた人に聞いてみることにしました。

そのときに、このような言葉を使用します。

「どなた」「だれ」という意味なのですが、「だれに」とするよりも「どなた」とした方が丁寧な印象になります。

この後に、だれに聞いたらよいのか相手が教えてくれるはずなので、まずは教えてくれた人にお礼を伝えましょう。

そして、教えられた人に聞きたいことを質問します。


「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」を使った例文

・『○○はどなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか』

「どなたにお尋ねするのがよろしいでしょうか」の返答や返信例

その事柄を知っている人を教えてあげてください。

○○さんと伝えても、その人は○○さんを知らない可能性があるので、どの場所にその人がいるのかも教えてあげるようにします。

または、その人がいる場所まで案内してあげるとよいでしょう。

自分に聞いてもらっても問題ないならば、相手が聞きたい事柄に答えます。

どの人に尋ねたらよいのかわからないときには、他の人に聞いて確認してみてください。

まとめ

この言葉は、ある事柄はだれが知っているのか、どの人に質問したらいいのかを尋ねるときに使用をします。

いろいろな人がいる場所では、だれに聞いたらよいのか困ってしまうことがあるでしょう。

そのような場面で使う言葉です。