「延引はいたしかねます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「延引はいたしかねます」とは?
「延引はいたしかねます」は、予定を遅らせられない場合に使用できる言葉です。
「延引」とは、「引き延ばすこと」が熟語になったものと言えます。
これは、「予定を遅らせること」のような意味で使用される言葉なのです。
また、「いたしかねます」は「できない」と同等の意味を持ちます。
ただし、「いたしかねます」とした場合は、「したくてもできない」のようなニュアンスを持つ言葉になるのです。
なお、ここでは「いたす」という言葉を使用しています。
これは「する」を謙譲語にした言葉であり、相手に敬意を示す効果があるのです。
「延引はいたしかねます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「延引はいたしかねます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある案件で遅延が発生していたとします。
これを受けた、委託していた業者から、納品日の調整依頼があったのです。
このような場合には、「今回の案件に関しては、延引はいたしかねます」と述べるとよいでしょう。
これにより、引き延ばす事ができない様子を、上手に言いかえて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「いたしかねます」の使い方に注意しましょう。
これは、「しかねます」を謙譲語に言い換えたものです。
つまり、相手に対する敬意の程度によって、言葉を使い分ける必要があるのです。
間違えて使用する事のないように、十分に注意するとよいでしょう。
「延引はいたしかねます」を使った例文
「延引はいたしかねます」を使った例文を挙げます。
例文のように、少し言葉を付け加える事で、自然な表現を作り出す事ができるのです。
・『この度の案件に関しては、延引はいたしかねます』
・『どうしても、延引はいたしかねます』
・『絶対に、延引はいたしかねます』
「延引はいたしかねます」の類語と敬語での言いかえ
「延引はいたしかねます」の類語と敬語を解説していきます。
「延引はいたしかねます」の類似表現
「延引はいたしかねます」の類似表現には、「延長はいたしかねます」があります。
「延引」と「延長」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「延引はいたしかねます」の敬語表現
「延引はいたしかねます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「延引はしかねます」に言いかえできます。
まとめ
このように「延引はいたしかねます」は、予定を遅らせられない場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
