「ご活躍ぶり」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご活躍ぶり」とは?
「ご活躍ぶり」は、「めざましく成果を出している様子」や「目だって活動しているありさま」などの意味で使用される言葉です。
「活躍」という言葉は「活(い)きる」と「踊(おろ)る」が組み合わされたものだと言えます。
つまり、そのような様子で活動していることを、「活躍」と表現しているのです。
ここでは接頭語に「ご」を付けて「ご活躍」としています。
このように表現すると、相手に敬意を含む言葉になるのです。
また、「ぶり」とは、「ありさま」や「様子」を示す言葉です。
たとえば、「活躍ぶり」であれば「活躍する様子」、「奮闘ぶり」であれば「奮闘する様子」の意味になるのです。
「ご活躍ぶり」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご活躍ぶり」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、昔の上司に久しぶりに会ったとします。
その上司は、今は別な部署で、大変めざましい成果を出しているのでした。
このような場合には、「大変なご活躍ぶりと聞いております」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手がめざましく成果を出している様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ぶり」の使い方に注意しましょう。
これは、他の表現で言い換える事ができる言葉です。
「活躍具合」、「活躍の様子」などが、言い換えの候補になるでしょう。
それぞれ同じような意味で使用できますが、少しずつニュアンスが違います。
使用する場面に合わせて、適切な言葉を選択するとよいでしょう。
「ご活躍ぶり」を使った例文
「ご活躍ぶり」を使った例文を挙げます。
例文のように、活躍している様子を示して「活躍ぶり」を使用すれば、自然な形で文中に組み入れる事ができます。
・『ご活躍ぶりは聞いています』
・『大変なご活躍ぶりとうかがいました』
・『めざましいご活躍ぶりに、心から驚いております』
「ご活躍ぶり」の類語と敬語での言いかえ
それでは「ご活躍ぶり」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「ご活躍ぶり」の類似表現
「ご活躍ぶり」の類似表現には、「ご活躍具合」があります。
「ぶり」と「具合」は同じような意味で使用できる言葉だと言えるのです。
「ご活躍ぶり」の敬語表現
「ご活躍ぶり」を、敬語表現にするには、組み合わせる言葉で実現する必要があります。
たとえば「ご活躍ぶりでございます」とすれば、丁寧語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「ご活躍ぶり」は、めざましく活動する様子を表現するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
