「ご情報ありがとうございます」のビジネスでの使い方についての解説です。
「ご情報ありがとうございます」とは?意味
「ご情報ありがとうございます」は、情報提供者に対して感謝を述べる意味があるワードです。
このワードは、要は、情報提供者がいて、企業などに情報を提供し、企業側は情報提供者に対して感謝を示しているのです。
そのうえで、なぜ、「ご情報」という言い回しなのかですが、「ご情報」という言い回しはお客様に対する印象付けで要は情報というワードに語を付けて丁寧語とすることで印象を良くしようとと試みています。
ただ、このワード間違いでして、情報というものは名詞なので、丁寧語にしても全く意味が無いので間違った敬語を使ってます。
「ご情報ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご情報ありがとうございます」は、顧客から情報提供を受けた際、与える感謝の気持ちを顧客に伝えるために使用します。
そのうえでこのワードは印象付けにおいて顧客側に企業側がとても丁寧に応対していると印象付ける目的があります。
ですが、このワード自体は実は間違った日本語なので、注意点を挙げるとすれば、このワードは丁寧語ではない点です。
つまり、間違いを指摘されれば、好印象を与えるどころか、企業人として恥ずかしい人間だと顧客が思うのです。
「ご情報ありがとうございます」を使った例文
・『海賊版DVDが売られていたとのご情報ありがとうございます』
「ご情報ありがとうございます」の返答や返信例
「ご情報ありがとうございます」についての返事は、情報を提供した側にあり、情報提供者側はおそらく、情報提供したことについてのお礼に対して「当然のことをしたまで」やお礼については何も言わず、そのままお店や電話を後にするなどが返事になります。
つまり、情報提供者側は別に返答や返信をする必要はなく、黙ってその場を離れるというのも一応返事になるのです。
まとめ
「ご情報ありがとうございます」というのは、企業側に対して特になったり、企業側が損になるような事態を顧客から指摘された際の感謝の気持ちです。
たとえば海賊版DVDが売られているという情報は、企業側にとっては損害になる情報で取り締まるべきことなので情報提供者には感謝を伝えます。
このように「ご情報ありがとうございます」は、その情報は別に企業の損になることでも構いません。
このワードはあくまで感謝を伝えるだけでして、実のところ日本語としても間違っています。
しかしながら、丁寧に応対したいという願いが強くなった場合、日本人はとりあえず、「ご」というワードをどこかに挟めば丁寧語になると踏み生まれたのがこのワードにすぎません。
よって、ビジネスマンとしてはこのワードは間違いなんですが、一応丁寧に応対したいという気持ちの表れでもあるので、間違いでありつつも企業側の丁寧に応対したいという姿勢は評価すべきワードです。