「困難だったこと」とは?
使い方や言い換えなど、慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解説していきます。
「困難だったこと」とは?
「困難だった」は「困難だ」の過去形です。
これを「困難だったこと」とすれば、過去にあった「困難なこと」を意味します。
また、「困難」は「難しいこと」を意味します。
「難しい」と「困る」を組み合わせて「困難」としていることから、難しさに困るニュアンすが含まれています。
ビジネスでも「困難だったこと」といえば、成し遂げるのが難しかったことを示すのに使用されます。
そして、この言葉は結果に関わらずに使用できます。
その困難が解消できたものでもよいですし、解消できなかったものでもよいのです。
「困難だったこと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「困難だったこと」のビジネスでの使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが後輩から過去の体験談をヒアリングされたとします。
その中で、過去の経験の中で最も大変だったことを問われました。
このよう場合には、「最も困難だったことは、顧客との関係構築です」などと返答するとよいでしょう。
これにより、過去に体験した「困難」を表現できるのです。
この言葉を使用する場合は、全体として名詞になっていることに注意しましょう。
「~こと」を付与することで、名詞として使用する使い方なのです。
そのため、文章の中での使い方に注意が必要なのです。
「困難だったこと」を使った例文
「困難だったこと」を使った例文を挙げます。
例文のように、「困難だったこと」が過去の困難を示す名詞であることに注意して使用するとよいでしょう。
・『困難だったことばかりではなく、楽しいこともありました』
・『最も困難だったことは、相手の気持ちを探ることです』
・『困難だったことだけが思い出されます』
「困難だったこと」の類語や言いかえ
「困難だったこと」の類語や言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「苦労したこと」
「困難だったこと」の類語には「苦労したこと」があります。
「困難」と「苦労」は類似の言葉と言えますし、どちらも過去形として使用しているため、同じように使用できる言葉だと言えるでしょう。
「難しかったこと」
また、「難しかったこと」も「困難だったこと」の類語と言えます。
こちらは、「困難」の困るのニュアンスが欠落しますが、同じような言葉として使用できます。
まとめ
このように「困難だったこと」は、過去に経験した困難を表現する場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使える言葉ですので、使い方を身に付けておくことをおすすめします。