この記事では「進めさせていただきます」という言葉について説明していきます。
「進めさせていただきます」とは?
主に作業や計画などを進行しますという意図を丁寧にした言葉で、実際に進むものではありますが「車を進めさせていただきます」という使い方は渋滞などややイレギュラーな要素が入らない限りあまりしません。
「計画を進めさせていただきます」など何を進めるのか示す言葉を先につけて使うケースが多くなります。
「進めさせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
計画や作業を開始しますという意図ではビジネスの場でも多く使われる言葉ではあり、敬語でもあるので問題なく使えます。
「(資料の)ページを進めさせていただきます」という使い方も可能でプレゼンなどのシーンで使うこともあります。
接客においては説明や日程調整を進めるというケースで使うことがあり、対面接客の場が多くなります。
リフォームや回線の工事など工事が関わる接客でも使われる言葉です。
「進めさせていただきます」を使った例文
・『それではプレゼンを進めさせていただきます』
開始しますという意図で使う例文です。
・『こちらの画面で新しい保険の説明を進めさせていただきます』
タブレットなどを使用した訪問による接客での使い方で、画面を見てもらいながら説明をしていくということになります。
・『それでは工事の方を進めさせていただきます』
前もって打ち合わせをしてある工事作業をするという例文です。
家での工事ではリフォームや回線工事などが挙げられます。
「進めさせていただきます」の類語や敬語での言いかえ
「進めていきます」「進行させていただきます」「開始いたします」「始めさせていただきます」などが挙げられます。
「説明を進めさせていただきます」という言葉では「これから説明いたします」などでも言いかえは可能です。
「進めさせていただきます」の類似表現
「進行いたします」も類語とはいえます。
進めさせていただきますより使うケースは少ないと言えるでしょう。
「進めさせていただきます」の敬語表現
「進めさせていただきます」の時点で敬語です「ございます」などにするのが難しい言葉です。
「進めさせていただきます」の返答や返信例
了解しましたという意図かよろしくお願いしますという意図を返すのが一般的です。
まとめ
進めさせていただきますという言葉は進める物事があっての言葉で、計画や作業などはもちろん、結婚式の進行などに使える言葉ではあります。
運転手の立場から発言する「乗り物が進む」という使い方に関してはまず使うことがありません。
